はと麦茶

ハトムギは三大美女とも呼ばれている楊貴妃も愛用していたほど、古くから美容効果があるとされています。

ハトムギに含まれているヨクイニンがイボやニキビに効くといわれていますが、じつは便秘解消にも効果が期待できるのです。

今回は、はと麦茶の効果・効能についてまとめてみました。

はと麦茶とは?

はと麦茶とは、イネ科ジュズダマ属の食物を焙煎したお茶のことをいいます。

穀物の殻を剥いて乾燥させたものをヨクイニンといい、余分な水分を排出させることからむくみや下剤などの生薬(漢方薬)としても用いられています。

こちら

その他にもタンパク質を多く含み、アミノ酸、ビタミンB1、B2、カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維などの栄養素を豊富に含んでいます。

便秘解消におすすめのはと麦茶

はと麦茶には、便のかさを増して排出させる食物繊維が含まれています。

はと麦茶にふくまれている食物繊維量は白米の8倍ともいわれており、高いデトックス効果が期待できることから便秘改善に有効なお茶だといわれています。

食物繊維

はと麦茶 4.0g
ブロッコリー(ゆで) 3.7g
さつまいも 3.8g
かぼちゃ(ゆで) 3.6g

※上記はすべて100g中の食物繊維量です。

はと麦茶はブロッコリーやさつまいも、かぼちゃなどと同じくらいの食物繊維量が含まれています。

お茶を飲むだけで食物繊維が豊富に含まれている食べ物と、ほぼ同等の効果が得られるなんていいですよね。

普段の食事から十分な食物繊維を摂取できていない人は、はと麦茶を飲むといいのではないでしょうか。

その他のはと麦茶の効果・効能まとめ

イボやニキビ

ヨクイニンは新陳代謝をうながし皮膚の角質細胞を修復することから、イボやニキビに有効な生薬といわれています。

イボのほか、ニキビや肌荒れ、ブツブツなどにも効果を発揮し肌をつるんとなめらかに整えていきます。

長年大人ニキビやイボで悩んでいる人は、はと麦茶の飲用されるといいとおもいます。

アトピー性皮膚炎を改善させる

ハトムギの抗アレルギー効果についての報告が多くあります。

白血病細胞をもつラットを対象にハトムギ抽出物を投与したところ、アレルギー誘発物質ヒスタミンやTNF-αの放出が抑制されたことから、ハトムギはアレルギーに対抗する効果があると示唆されました。

アトピーのかゆみが強いときに抗アレルギー薬を使用する人も多いとおもいます。

ハトムギは抗アレルギー薬と同等の効果を得られるという報告がされていますので、飲用を続けることでアトピー性皮膚炎が改善していくかもしれません。

ハトムギには余分な水分を排出したり、胃や腸の有害菌を抑制させたりするはたらきがありますので、この胃を健康にする効果がアトピーに効いているのだと考えられます。

むくみ取りに効果的

はと麦茶には、胃腸のはたらきを高める効果がありますので、代謝が良くなり身体にたまった余分な水分を外に出してくれます。

むくみの原因は身体にたまった余分な水分になるため、はと麦茶を飲むことでむくみが取れるのです。

朝起きると身体が重くてむくんでいるという人は、はと麦茶を飲んでみてはいかがでしょうか。

その他の効果・効能

はと麦茶には次のような効果・効能も期待できます。

美肌効果、疲労回復、アンチエイジング、花粉症予防、生活習慣病予防、肩こり、冷え性、不妊症、月経困難症、がん予防など

はと麦茶には副作用がある?

ハトムギ茶は安全性が高いお茶といわれているため、副作用の心配はほとんどありません。

ハトムギには抗アレルギー効果がありますので、食物アレルギーを起こすこともないほどです。

またラットを使った研究で「大量に投与しても身体に影響はなかった」という報告がされています。

飲み過ぎた場合でもほとんど副作用が起こらないことから、極めて安全なお茶だといえるのではないでしょうか。

妊娠中にはと麦茶を飲むのは避けるべき?

はと麦茶はノンカフェインなうえ、タンニンも含まれていないことから妊娠中に飲用しても問題ないといわれています。

しかし昔はハトムギを妊娠中に飲用してはいけないといわれていました。ハトムギに含まれるヨクイニンには子宮収縮作用をまねくマイコトキシンというカビ毒が含まれていたからです。

昔は妊娠中に飲んではいけないとされていましたが、今は妊娠中に飲用しても問題ないという報告がされていますので安心です。ただし飲み過ぎは禁物です。

最近、篠田らによりハトムギの妊娠ラットを用いた経ロ投与簡易生殖毒性試験が綿密に行われ、その安全性が証明された。ハトムギは度を越えた使用をしない限り、妊娠中でも安全に使用できると考える。

上述にも記載があるようにあくまで度を超えない場合に限りますので、いくら安全とはいえ飲み過ぎには気をつけたほうがいいでしょう。