熊笹(クマザサ)茶

熊笹には便秘解消の効果があるのをご存知でしょうか。

傷や火傷をしたときに治療薬として用いられることの多い熊笹ですが、じつはお茶として飲むことで便秘にも効果を発揮するのです。

では、なぜ熊笹茶には便秘改善効果があるのでしょうか。

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今回は熊笹の便秘に効く理由とその他の効果・効能についてまとめました。

熊笹茶とは?

熊笹とはイネ科ササ属の植物の一種であり、葉緑素(クロロフィル)やビタミンを豊富に含むことから、古くから万能薬として用いられています。

そのほかにもミネラル、食物繊維、カルシウム、フラボノイド、鉄、バンフォリン、アラビノキシランなどの多岐にわたる成分もふくまれていますので、様々な効果・効能が期待されます。

便秘解消におすすめの熊笹茶

熊笹は、食物繊維やビタミンの成分が合わさっているからこそ、便秘に効くといわれているのです。

食物繊維は粘性という水に溶けるとゲル状になる性質があり、便から発生する胆汁酸、食物の中の有害物質を表面にくっつけて便として排出するはたらきがあります。

ようするに、便のカサを増して排便をうながす効果が食物繊維にはあるのです。

ビタミンにもストレスなどで弱った腸粘膜を修理していたわる作用に加えて、便を柔らかくするはたらきがあります。

食物繊維を摂取したあとでビタミンCを摂取すると排便力がさらに高まりますので、熊笹の便秘解消の効果は理にかなっているといえます。

その他の熊笹の効果・効能まとめ

口臭改善

葉緑素には抗菌作用があり、口臭予防としてのはたらきが期待されます。

口内の細菌が繁殖することで臭いを発するわけですから、細菌を抗菌してしまえば口臭も抑えられるのです。

日本人は口臭に対しての意識がどの先進国よりも強いようです。

人と話すときに口臭が気になる、そんな人は熊笹茶を飲まれてはいかがでしょうか。

アトピー改善

アラビノキシランには免疫力を高めるはたらきがあり、活性酸素などから身を守ってくれます。

活性酸素とは身体を細菌などから守るものになりますが、異常に放出されすぎると周りの健康な細胞まで攻撃してしまい肌にダメージを与えてしまいます。

アトピー性皮膚炎の人は、通常の肌質の人よりも肌表面のバリア機能が弱いため活性酸素が異常に放出されやすくなり、肌がダメージを受けてかゆみを引き起こすのです。

この活性酸素を除去する抗酸化力がアラビノキシランにはあり、クマザサを用いればアトピー性皮膚炎の症状が緩和される。実際にラットを使用した研究においても熊笹の皮膚細胞への治癒力が示唆されている。

そのほかにも熊笹の肌を守る保護作用についての報告がいくつかありますので、熊笹でアトピー性皮膚炎によるかゆみが治まる可能性が十分にあります。

内側からのケアなら熊笹茶で、外側からのケアならクマザサ液をふくむ外用薬を塗って治療されてはいかがでしょうか。

貧血予防

女性は、毎月生理になるたびに鉄分が失われているため貧血になりやすく、普段から鉄分を多めに摂取する必要があります。

鉄不足による貧血を予防するためには、栄養バランスの整った食事がとくに重要です。

飲み物から鉄を補いたいという人は、熊笹茶を飲みましょう。

その他の効果・効能

熊笹茶には次のような効果・効能も期待されます。

ニキビ予防、胃腸病予防、腎臓病予防、動脈硬化予防、疲労回復、体臭予防、高血圧予防、コレステロール上昇抑制、止血作用、ダイエット、冷え性

熊笹茶には副作用がある?

熊笹は繊維が硬く、ケイ酸が多いため粉末にして用いると粘膜を傷めたり、胃腸障害になったりします。

しかしお茶のように熊笹エキスを抽出したものであれば、このような副作用は起こりません。

熊笹には基本的に副作用はありませんが、ビタミンは摂取しすぎると便がやわらかくなり、下痢になる恐れがありますのでお腹が弱い人は飲み過ぎに気をつけたほうがいいです。

熊笹茶は妊娠中でも飲用できる?

熊笹茶はノンカフェインなので妊婦さんでも、小さな子供でも飲用することができます。

ただし中には医療品として指定されているクマザサの製品もありますので、そういった場合は主治医に相談したうえで使用するかしないかの判断をおこなってください。

お茶であれば家庭飲料として作られていますから飲んでもとくに問題ありません。

妊娠中・産後の便秘で悩んでいる人にも熊笹茶はおすすめです。