キャンドルブッシュが含まれている便秘茶を過剰摂取することで、軟便、腹痛などの副作用が起きると国民生活センターから注意勧告が出されています。

しかし、あくまで過剰摂取をした場合になるので、適量であれば副作用が起こる危険性はありません。

こちら

キャンドルブッシュをふくむ便秘茶は、飲む量や煮たす時間を調節して飲用しましょう。

キャンドルブッシュをふくむ便秘茶は消費者生活センターから注意勧告が出されている

キャンドルブッシュ

2014年1月、国民生活センターからキャンドルブッシュをふくむ健康茶に対して下記のような注意喚起が促されました。

「おなかがスッキリするという植物を含む茶葉を購入し飲んでいたところ、効果があり過ぎる」という健康茶に関する相談が寄せられたため、原材料表示を確認したところ、医薬品として使用されるセンナの同属植物であり、センナと同様に下剤の作用があるセンノシドという成分が含まれているとの報告があるキャンドルブッシュ(別名:ゴールデンキャンドル、ハネセンナ、学名:Cassia alata(カッシア・アラタ))が使用されており、下剤としての生理作用を及ぼす可能性のある量のセンノシドが含まれていました。

しかし、これはマグカップに2〜3杯以上の過剰摂取をしたら、副作用が起こり得るということです。

1日にマグカップ1杯程度であれば、日常生活に支障がでるほどの副作用は起こらないので安心です。

キャンドルブッシュをふくむお茶には下剤成分が含まれている?

キャンドルブッシュをふくむ便秘茶には、センナシドという下剤薬に使用されているセンナ植物にちかい成分が含まれています。

しかし、センナシドは薬事法から除外される食品なので下剤成分ではありません。

ただ、キャンドルブッシュが含まれているお茶を摂りすぎると下剤薬と同等の効果があるので、便秘が慢性化したり、腹痛や下痢などの副作用が起きたりする恐れがあります。

キャンドルブッシュをふくむ便秘茶は注意点を守れば副作用の心配なし

飲み過ぎなければ問題ない

国民生活センターで注意勧告が促されているのは、あくまで飲み過ぎてしまった場合です。

しかし、これはキャンドルブッシュにかぎった話ではありません。

たとえばビタミン成分がしみ・くすみに有効だからといって摂りすぎると、発熱、じんましん、神経障害などが起こるといわれています。

栄養成分の偏った過剰摂取は、身体になんらかの影響を与えてしまうのは当然のことです。

ですから、キャンドルブッシュも過剰摂取をしなければ副作用が起こる心配はありません。

長く浸し過ぎなければ問題ない

消費者生活センターでもうひとつ注意されていることが、煮たす時間です。

煮たしすぎると濃度が強くなってしまいます。

長く煮たさなければ問題はないので、抽出時間はしっかり守りましょう。

警告を受けたのは過剰摂取への注意書きがなかったから

キャンドルブッシュが、国民生活センターから注意勧告を受けたのは、商品パッケージに具体的な注意事項が記載されていなかったからです。

たとえば、サプリメントであれば1日の摂取目安が記載されていますよね。

しかし、キャンドルブッシュ茶には、過剰摂取をすると副作用が起こる恐れがあるにもかかわらず、注意書きがなかったので警告が促されたのです。

今では、薬事法改正により注意書きがあるキャンドルブッシュがほとんどなので問題はありません。

便秘茶は下剤のように依存性・慢性便秘にならない?

キャンドルブッシュはあくまで薬事法から除外される食品です。生姜やにんにくのように食品と一緒なので、下剤薬のような依存性はありません。

過剰摂取をしなければ、腸の動きが弱くなったり、便秘が慢性化したりする心配もありません。

2013年10月にキャンドルブッシュが含まれた便秘茶がテストされましたが、「慢性便秘になる」という報告はされていないので安心です。

ただし先にもいったように、過剰摂取すると慢性便秘を起こす可能性があるので、飲み過ぎには注意しましょう。

とくに直腸性便秘の場合は、効果を得られなかったり便秘が慢性化してしまう恐れがありますので控えるようにしましょう。

こんな人は、キャンドルブッシュをふくむ便秘茶を飲用したら副作用が起きやすい

下記に当てはまらない人で、なおかつ健康状態に問題がなければ便秘茶の飲用がおこなえます。

ただし、体質に合わなかった場合はすぐに飲用するのを中止しましょう。

妊娠中・授乳中の人

妊娠中・授乳中の人は便秘茶の飲用を避けましょう。キャンドルブッシュの成分を妊娠中に飲むと、刺激が与えられて子宮収縮が起こる恐れがあります。

早産や流産などのリスクが高まるため、妊娠中の飲用は辞めましょう。

また、授乳中は母乳から赤ちゃんが飲んでしまい下痢の症状を起こすリスクがあります。

母子ともに健康へ悪影響がでる恐れがあるので、授乳中の飲用も辞めましょう。

妊娠中・授乳中の便秘を解消したいのであれば、「妊娠中・産後でも安心して使用できるおすすめの便秘茶」の記事を合わせてご覧ください。

胃薬を服用している人

胃薬を服用している状態で便秘茶を飲用すると、消化器障害を起こしやすくなります。

消化器障害を起こすと、下痢や胃の痛み、おう吐、腹痛などの様々な症状が起こる恐れがあるので、胃薬を服用している人は、便秘茶を飲用するのを控えましょう。

食物アレルギーの人

便秘茶には植物由来の成分が多く含まれています。

アレルギー症状を起こすと、じんましんやアナフィラキシーショック、アレルギー性胃腸炎などが生じる恐れがあります。

食物アレルギーが疑われる場合は、成分表記をしっかり確認のうえ飲用をする、もしくは飲用を控えましょう。