長年の便秘に悩んでいた管理人が、大腸内視鏡検査をしたときの体験レポートです。管理人は、主に便秘で悩んでいましたが、最近では下痢の症状もひどく便秘と下痢を繰り返すような症状でした。一時的な便秘は便秘茶で解消していましたが、腸の状態を根本的に治したいと思い内科クリニック(消化器内科、内視鏡内科)に受診する事に決めました。

検査はしたいけど、「痛くないのかな?」「費用は高くないのかな?」と不安に思われる人もいると思います。ぜひ管理人の大腸内視鏡検査の体験レポートを参考にして事前にどのようなものかを知っておいてください。

初診

まず初診では、自分の症状(便秘と下痢を繰り返している)を伝え大腸内視鏡検査を希望しました。初診では2週間分ほど整腸剤をもらい、症状が改善しなければ大腸内視鏡検査をするという事になりました。

2週間後、薬を飲んでいても症状はよくならなかったので、大腸内視鏡検査の予約をして初診から3週間後に大腸内視鏡検査をする事になりました。

大腸内視鏡検査の技術

管理人の受診したクリニックは全国でも経験豊富な院長がいましたが、大腸の内視鏡検査は、内視鏡を用いる検査の中で最高難度の検査と言われているようです。

特に肛門から一番奧の盲腸まで内視鏡を挿入する全大腸内視鏡検査は、熟練の技術がいるようで全大腸内視鏡検査を日常的におこなっているクリニックは少ないそうです。注意したいのが、技術的に未熟な部分を麻酔でカバーしてしまう施設も多いようなので、病院選びには慎重になった方が良さそうです。

大腸内視鏡検査の前日

管理人が受診した病院では、とくに難しい食事制限などはありませんでした。ただ消化の悪いものは避けた方が良いです。大腸内を先生が見る際に、消化できていないものが邪魔をして異常を見逃してしまうかもしれません。。

前日に避ける指示があったものは、豆類、海草類、ネギ類、キノコ類、こんにゃく、タネのあるもの(ごま、スイカなど)です。また、21:00以降は絶食になりますが、検査のためですので頑張りましょう。(水、お茶は飲む事ができます。)

モビプレップの準備

モビプレップ

翌日の大腸内視鏡検査では、モビプレップという水薬を飲む事になります。病院によっては、他の薬(マグコロール、ムーベン、ニフラック)も使う事があるそうです。

この薬、はっきりいってマズいです(例えるなら酢を混ぜたスポーツドリンク)。しかも1リットル〜2リットル飲むことになりますので、前日に作って冷蔵庫で冷やしておきましょう。絶対に冷やしておいたほうが飲みやすいです。

センナリド錠

前日の21:00〜22:00にセンナリド錠を飲みます。

センナリド錠

主成分 センノシドA・Bカルシウム(Sennoside A/B calcium)
剤形 淡赤色の錠剤、直径6.5mm、厚さ3.9mm
シート記載 センナリド12mg、センノシド、12、SEN、Sennaride12mg、SANDOZ

通常、便秘症の治療に使われるようですが、管理人は飲んでもすぐには効果を感じる事がありませんでした。そのまま何も感じる事なく眠る事ができました。

大腸内視鏡検査の当日

前日に飲んだセンナリド錠の効果で、起床後からひどい下痢の状態でした。腹痛もともなう下痢でしたので大腸内視鏡検査のなかで最も苦痛の時間でした。

水分は摂っても大丈夫ですが、朝から絶食になります。前日に作っておいたモビプレップにラキソベロンという下剤を混ぜて、8:30から飲みはじめます。

ラキソベロン

モビプレップをコップに移して、コップ1杯(約180ml)を10~15分かけて飲みます。そして1L飲んだら、飲んだ分の半分(500ml)の水を飲みます。管理人のように1Lで便が透明になれば終わりですが、1L飲んでも便が透明にならない場合は、更にモビプレップを500ml、水を250ml飲む事になります。

管理人は、コップ2杯目で便意を催してきました。合計8回くらいトイレに行きましたが、3回目くらいからは、ほとんど透明のモビプレップがそのまま出ているだけのような状態です。起床後の下痢のときと違い、腹痛は一切なくて腸内が綺麗になっている気がして嫌な感じではありませんでした。

しかしトイレに行く回数が多くなるため、普段のトイレットペーパーで拭いていると肛門が痛くなります。ウォシュレットで洗ってから柔らかいティシュペーパーで肛門を抑えるように拭いた方が良いです。

大腸内視鏡検査

便が透明になった事を病院に電話をして、予約した時間にいきました。個室に案内されて紙パンツと検査服に着替えます。紙パンツは肛門側に穴があいていて、ここから内視鏡カメラがはいります。

手術台に乗って横になります。先生がゼリーの麻酔を肛門に塗り、指で触診します。その後に内視鏡カメラを肛門から入れて腸内の検査をします。

途中で何回かガスを入れて腸を広げながら内視鏡カメラを進めてくれたので特に痛みは感じませんでした。大腸の曲がっている部分だけ少し引っかかっている感覚がありましたが、これも違和感を感じるだけで痛みはありませんでした。

盲腸まで内視鏡カメラが届いたところで、今度は逆にカメラを抜きながら撮影していきます。

大腸内視鏡検査が終わると、そのまま腸内の写真を見ながら先生が説明してくれました。管理人の場合は特に異常もなくストレス性の便秘や下痢といわれました。

痛みはどうだった?

管理人は、ほとんど痛みを感じることなく終える事ができました。しかし大腸の長さや走行には個人差があります。人によっては強い痛みを感じる人もいるようで、痛みに弱い人や怖い人は整脈麻酔を使う方法もあるようです。

整脈麻酔を使うと、寝ている間に全て終わるので全く痛みを感じる事はありませんが、検査後も麻酔が切れるまで時間がかかるので、検査当日はフラフラしてしまいます。そのため一人で帰る事ができないのでタクシーや家族の迎えが必要になります。

費用はどれくらいだった?

管理人の場合は、検査のみで特に目立った異常もなかったため、検査費用の6,000円で(健康保険適用3割負担)でした。

大腸内視鏡検査の際に、小さなポリープなどが見つかった場合、そのまま切除する場合や組織を採取して検査することがあるそうです。その場合は、その分の費用がかかる事になるでしょう。

便秘が続くのは大腸がんの可能性も?

大腸がんの初期症状では、自覚症状はほぼありません。ほとんどの場合は、今回のような便通の異常などによる大腸内視鏡検査によって発見されるようです。管理人も念には念を入れて検査をしたという感じです。

しかし、大腸がんになることで以下のような症状が現れてきます。

下痢 腸内にポリープや腫瘍などが便の通過を邪魔することで、通常以上の腸液がでることで便がゆるくなり下痢が続きます。
便秘 下痢と同様にポリープや腫瘍などが便の通過を邪魔することで、便が腸管を通りづらくなり便秘になる事があります。
出血 上記の症状により、腸内が傷つくことで便に出血が付着します。

一時的な便秘は便秘茶で解消するのもおすすめですが、長期的に症状がある場合は、思い切って大腸内視鏡検査をしてみてはいかがでしょうか?管理人は腸内に異常はなくストレス性のものでしたが、それを知れただけでも大腸内視鏡検査をして良かったと思っています。