ほうじ茶の画像

ほうじ茶には便秘を改善する成分が含まれていません。

残念ながら溜まった便を排出することはできませんが、リラックス効果があるので便秘の予防には高い効果を発揮します。

今回は、ほうじ茶の効果と便秘の関係についてまとめました。

ほうじ茶とは?

ほうじ茶は、茶葉を焙(ほう)じて飲用することから「焙じ茶(ほうじ茶)」といわれています。

刺激が少なく胃に優しいほか、苦味や渋みがないことから日本人にとても愛されているお茶です。

また、ほうじ茶にはテアニンやビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、カテキン、クロロフィルなどの豊富な成分が含まれています。

こちら

ほうじ茶には便秘改善の効果はないものの、様々な効果・効能が期待できます。

便秘予防にほうじ茶をおすすめする理由

ほうじ茶には便秘に有効な成分が含まれていませんが、便秘に有効な成分は含まれています。

定期的に排便活動がおこなわれているようであれば、より継続されるようにほうじ茶を飲むといいでしょう。

リラックス効果があるから

ほうじ茶に含まれているテアニンという成分には高いリラックス効果があります。

便秘とリラックス効果は接点がないように思われるかもしれませんが、ストレスが溜まって腸内の悪玉菌が増加すると便秘になるので、身体がリラックス状態にあるのは腸にとってもよいことです。

ストレスと便秘の関係性

腸と脳には、2,000本もの神経繊維で繋がっている強固なネットワークがあります。

脳にはストレスを受けたときにはたらく「交感神経」と、リラックス状態にあるときにはたらく「副交感神経」という2つの自律神経があります。

リラックスしているときは副交感神経がはたらくのと同時に、腸のぜん動運動が活発化しますが、逆にストレスを受けて交感神経のはたらきが強くなると腸のぜん動運動が低下します。

つまりほうじ茶に含まれているテアニンのリラックス作用で副交感神経がはたらくと、よい信号が腸に送られてぜん動運動のはたらきもよくなり、排便がスムーズにおこなわれるようになるのです。

便秘の中でもストレスの影響を受けやすい過敏性腸症候群には特に有効です。

けいれん性便秘(過敏性腸症候群)の原因と解消法」の記事も合わせてご覧ください。

冷え性が改善されるから

身体が冷えると胃腸のはたらきが低下し、ストレスが溜まりやすくなります。

先にも説明があるようにストレスが溜まると自律神経の交感神経が刺激されて、腸内のぜん動運動のはたらきが低下しますので便秘をまねく結果になります。

ほうじ茶には冷え性に有効なポリフェノールという成分が含まれています。

ポリフェノールには血小板凝集をおさえる作用があるので、血液をサラサラにして促進させる効果が期待できます。

血液がスムーズに流れるようになると体温が上昇し、身体が自然とポカポカして便秘につながる冷え性が改善されます。

アンチエイジング効果があるから

アンチエイジング効果が期待できる

ほうじ茶にはカテキンが含まれているため、強い抗酸化作用で細胞の劣化(老化)を防ぐ効果があります。

細胞が老化すると、身体に取り入れた酸素が有害物質である活性酸素に酸化してサビてしまうのです。

その結果、顔にシミができたりしわが増えたりするほかに、内臓の機能が弱って便秘になりやすくなります。

普段のお茶をほうじ茶に変えるだけで、便秘予防だけでなくアンチエイジング効果も期待できます。

その他の効果・効能

そのほかにもほうじ茶には様々な効果・効能があります。

口臭予防、虫歯予防、ダイエット、冷え性、高血圧改善、高血糖改善、動脈硬化改善、美肌効果

ほうじ茶には副作用がある?

基本的にほうじ茶には副作用がありません。

ただし摂取しすぎると効果が逆にはたらいて不眠症などの症状が起こりますが、たとえ水であっても飲みすぎるとむくみや下痢などの副作用が起こりますので、ほうじ茶だけでなく飲み物全般にいえることだと思います。

ほうじ茶も飲みすぎなければ問題ありません。

ほうじ茶は妊娠中でも飲んでいいの?

ほうじ茶は妊婦さんでも飲用することができますが、微量のカフェインが含まれていますので飲み過ぎには注意しましょう。

ほうじ茶は緑茶の一種になります。緑茶(玉露)には180mgの濃いカフェインが含まれていますが、ほうじ茶はその6分の1くらいのカフェイン量となるので1日に1〜2杯程度までなら飲用しても大丈夫です。

ただし妊婦さんの1日のカフェイン量は100mgまでになるので、ほうじ茶のほかコーヒーなどのカフェインを摂取している人は摂取量に注意して飲用するようにしましょう。