腸内フローラ

NHKのためしてガッテンで紹介されてから話題となった腸内フローラ。聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

しかし腸内フローラっていったい何なの?という人も多いですよね。

便秘と腸内フローラの関係性を説明していきますので、ぜひ参考にしてください。

腸内フローラとは?

腸内には100兆個の細菌がすんでいるのをご存知でしょうか。

腸内細菌は、善玉菌、悪玉菌、どちらにもなる日和見菌に分かれており、これらの群れを総称して腸内フローラといいます。

腸内フローラ

腸内の悪玉菌が、善玉菌よりも優勢になると腸内フローラのバランスが乱れてしまい、便秘やアレルギーなどのさまざまな症状を起こします。

それなら善玉菌を増やして悪玉菌を減少させれば体質が改善するのでは、と思われるかもしれませんが、そう簡単に善玉菌が増えていかないのが現状です。

日和見菌は優勢になっているほうの味方になりますので、悪玉菌が多い状態がつづくと元の状態に戻すのが難しくなるからです。

こちら

乳酸菌、食物繊維を摂取しても一向に便秘が改善されない人は、このように悪玉菌が活発化している状態にあるといえます。

腸内フローラが整うと便秘が改善する

便秘改善には、腸内フローラを整えることがもっとも大切です。

善玉菌が悪玉菌よりも優勢になると、自然に便秘が改善していきます。

しかし先にも説明があるように、長年にわたって便秘で悩んでいる人は悪玉菌の勢力がとても強いため腸内バランスがなかなか整いません。

数週間、数ヶ月は覚悟のうえで便秘改善のメソッドをおこなっていく必要があります。

腸内フローラの整え方はずばり善玉菌を増やすこと

腸内フローラを整えるには、ずばり善玉菌を増やすことです。

つぎの生活習慣を身につけることで腸内フローラが正常な状態になり、便秘症状が改善されます。

ビフィズス菌・食物繊維を摂取する

ヨーグルトなどの乳製品に含まれているビフィズス菌には蠕動運動を活発化させる働きがあり、食物繊維には排出便を増やす働きがあります。

これらの栄養素が含まれている食品を摂取するとだんだん善玉菌が増えていずれ悪玉菌よりも多くなり、便秘がナチュラルに改善します。

腸内フローラを改善させる食べ物

便秘改善の立役者といえばオリゴ糖です。ビフィズス菌のえさになるオリゴ糖には、善玉菌を増やす働きがあります。トウモロコシ、にんにく、ネギ、納豆、アスパラガス、玉ねぎ、ごぼう、バナナ、リンゴなどには豊富なオリゴ糖と食物繊維が含まれていますので、腸内フローラを改善するのに有効な食べ物とされています。

リラックスする

乳酸菌・食物繊維を摂取しているのになかなか便秘が改善されない、という人はストレスが原因かもしれません。

腸は第二の脳とも呼ばれており、脳で受けた情報はそのまま腸へと伝達されます。

脳がリラックス状態にあると副交感神経が働いて、腸内を掃除する「モチリン」というホルモンが分泌されて腸によい影響を与えます。

その反面、脳がストレスを受信すると交感神経のはたらきが強くなり、腸の動きを弱めて便秘を招いてしまいます。忙しいときこそリラックスするように心がけましょう。

下剤を服用すると腸内フローラが乱れる?

下剤を服用すると腸内フローラが乱れてしまいます。

下剤薬は一時的な服用であれば問題ないのですが、長期的に服用すると腸内環境がますます悪化していき、大腸メラノーシス(腸壁のシミ)になる恐れがあります。

大腸メラノーシスとは、薬物代謝の過程により、腸にメラニン色素が沈着して黒ずんでしまう症状のことです。

本来であれば腸はキレイなピンク色をしているのですが、大腸メラノーシスの人は伸びたゴムホースのような真っ黒色をしています。

じつは市販の下剤薬の70%〜75%が大腸メラノーシスを誘発するアントラキノン系下剤になります。

大腸メラノーシスになると便秘が慢性化していき、腸内フローラを整えるのが難しくなりますので、下剤薬の長期的な服用は避けることが大切です。

下剤依存症の人は下剤薬を便秘茶に置き換える

下剤薬を毎日のように服用している人は、簡単に辞められないのが現状です。

このような人を下剤依存症といい、下剤を服用しないと便が排出されない体質のことをいいます。

下剤依存症だと考えられる人は、下剤薬の服用量をだんだん減らしていくのと同時に、善玉菌を増やす食べ物を毎日かかさずに摂取して根気よく改善していくことが大切です。

下剤薬の服用をすぐにでも辞めたいなら、下剤薬を便秘茶に置き換えてみてはいかがでしょうか。

便秘茶は下剤薬に含まれているセンナにちかいセンノシドという成分が入っているのですが、下剤薬ほど強力な即効性はなく、お茶なので量の調節もおこないやすいです。

便秘茶ランキング|便秘に効く!副作用のない安心のお茶」のページでおすすめの便秘茶をランキングで紹介しているので、合わせてご覧ください。

腸内フローラが整うと嬉しいダイエット効果も期待できる

腸内フローラを整えて便秘を改善することは、ダイエットにつながります。

腸内環境が悪いと、消化や吸収が正しくおこなわれません。腸内に便がたまっていると、余計な脂肪や糖分を多く吸収します。

さらに腸に残った便からガスや有毒物質が発生して、そのまま吸収。血液にガスや有毒物質が含まれると新陳代謝が悪くなるので、太りやすい身体になってしまいます。

つまりダイエットをするためには、まず腸内フローラを整えなければならないのです。

便秘になりやすくて痩せにくいという人は、腸内フローラを整えることからはじめましょう。